第19話
リョウコ
🙎🏻♀️「いやぁぁぁ!!」
バシャッ
ミカが危ない!と思ったのも束の間。
ハヤト
🙍🏻♂️「うぁぁぁぁぁ!」
何故か響き渡ったのはハヤトの叫び声。
ハヤト
🙍🏻♂️「うわぁ熱っつっ!!!!!!」
🙎🏻♀️🧒🏻🧓🏻👴🏻👵🏻👨🏻🦳「……え????」
…ハヤトは手に持った熱湯を突然自分で浴びたのだ。
ハヤト
🤦🏻♂️「証拠を集めて婚約破棄なんて、そんなの嫌だよ!!
リョウコ…こんなに熱かったんだな。俺、何にもわかってなかった!面白ければいいって思ってた。リョウコの気持ちを考えてなかった!
俺ちゃんとしたい!!!
リョウコの痛みも苦しみも全て分け合うって誓ったんだ!!!」
そう言って、2つ目の湯飲み茶わんを手に持って、再び頭から被った。
ハヤト
🙎🏻♂️「うわああ熱っっ!!!!!」
リョウコ
🤦🏻♀️(うわ…おかわりしてる…)
ハヤト
🙎🏻♂️「リョウコ!!!俺の本気見てる!?あっつっ!!オレ、リョウコのためならこんなこともできるんだよ!
…ごめん、一応冷やすやつだけもらってもいいかな!?」
リョウコ
🤦🏻♀️「……」
意味不明な奇行にはしるハヤトを見て、見直すどころか一層ドン引きしていると、今度はハヤトの母と父が話し始めた。
ハヤト父
👨🏻🦳「ハヤトの気持ちはよーく伝わったよ。僕もその気持ちに応えなきゃな。」
ハヤト母
👵🏻「ええ。私も。」
そう言って、残っている湯呑み茶碗を改めて一杯ずつ手に取る。
そして2人とも、一斉に頭から被り始めた。
ハヤト父母
👨🏻🦳👵🏻「うわぁぁ熱っつ!!!!!!!」
リョウコ
🤦🏻♀️(何これ…)
そして何故か感動ムードに包まれるハヤト一家。
ハヤト
🙍🏻♂️「父さん、母さん……ありがとう2人とも…」
ハヤト父
👨🏻🦳「なんの…これくらい……息子のためなら簡単…熱っついな…」
ハヤト母
👵🏻「リョウコさん…ご家族の皆さん…これが…私達の誠意よ。これで伝わったかしら……痛っ…」
リョウコ
🤦🏻♀️(意味不明すぎる…怖い……)
その時、ずっと黙っていたミカが口を開いた。
ミカ
🧒🏻「あと一杯残ってますよ。誰がいきます?よければ温め直しましょうか?」
ハヤト一家
👵🏻👨🏻🦳🙎🏻♂️「えっ……」
今日のひとこと
お茶を自分から被るのは奇行すぎますね😂
迷惑😂
コメント
やるなら自分の家でかぶって欲しいですね。
誰が飛び散った水分(しかもお茶)を片付けると思ってるんだ。
ふざけないでいただきたい。
ミカさん、最高!
そしてミカさんに熱湯かけられなくてよかった。
『温め直します?』の一言が最強さを物語っている気がします。
掃除して帰ってください。か、清掃代金頂戴します。だよね。
まさに、へそで茶を沸かす、って状況ですね。
煮えたぎるくらい沸騰させてあげて(笑)
そしてまた人数分用意してあげて(笑)
おかわりなら沢山あるので遠慮なさらず🤣
なんなら自分のタイミングではなく
他者からかけられる気持ちを味わわないといけませんよね?
かけて差し上げますね?(笑)
こ、これは…
ドリフのコントなんじゃ…😅